技術とともに進化・成長し「より良い暮らし」を実現
- 募集定員
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385名
- 修業年限
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4年(八木山キャンパス)
- 初年度納入金
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1,648,660円
(入学金250,000円/設備負担金320,000円/授業料1,010,000円/学生諸費分担金20,000円/委託徴収金48,660円)
2025年、東北工業大学 工学部は、学科制から「課程制」へ。
情報通信技術の急速な進展による社会の構造変革など今後大きく変化する社会に柔軟に対応するため、東北工業大学は、2025年4月北海道・東北地方の工科系大学で初めて工学部を「学科制」から「課程制」へ移行しました。
▶電気電子工学課程
社会に求められ、私たちの便利な生活を支える電気電子工学のエンジニアを育成します。
▶情報通信工学課程
ICT社会に欠かせない通信技術と情報処理技術のエキスパートをめざします。
▶都市工学課程
都市工学の基礎を身に付け、災害に強いまちづくりと魅力的な地域づくりに貢献します。
▶環境応用化学課程
環境・エネルギー問題を解決するため必要となる応用化学・環境学を修得します。
専攻・コース一覧
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- 募集定員
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120名
▶産業を支える電気電子工学の技術者を習熟度別少人数体制で育成
自動車、鉄道車両、航空機といった輸送機械からスマートフォン、医療・介護、電力エネルギー、ロボット、流通、金融、エンターテインメントまで社会のあらゆる分野で応用され、発展を続ける電気電子工学の技術。専門知識を身につけた人材への産業界からの期待は大きく、需要も増え続けています。本学科では、便利で安全な社会の維持と発展に貢献できる技術者を習熟度別のきめ細かな少人数体制で育成します。
?4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
✅️電子機械・ロボット系
ロボットなどのモノを創って知的に動かすための専門知識と技術を修得します。医療福祉や災害救助、人間科学などの分野に役立つロボットの制御やセンサ、視覚認識、音声理解などの研究を行います。
✅️医工学・バイオ系
医工学分野で幅広い電子計測技術の専門知識を学び、画像•情報処理、AI解析技術を修得します。さらに酸化ストレス計測、睡眠の質の数値化、iPS由来脳組織の神経活動計測などの研究を行います。
✅️光・情報デバイス系
電子・磁気・光の精密な制御や、複数の元素からなる半導体・超電導体を利用して新素子の実現を目指す研究を行います。研究活動を通して次のスマート社会で活躍できる専門知識と研究力を修得します。
✅️電気・エネルギー系
エネルギー問題は、人類共通の重要課題です。本系では、グリーンエネルギーに関する技術を始め、電気エネルギーの発生、輸送、変換、利用、貯蔵に関するデバイスやシステムの教育研究を行います。 -
- 募集定員
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120名
▶世界を切り拓くInformation×Communication
ハードウェア・ソフトウェア両分野の専門知識を獲得
スマートフォンやインターネット、電子マネー、GPSなど私たちの暮らしを便利に快適にする「情報」「通信」技術は、多岐に及びます。
関連産業や他分野との融合で新しい産業も次々に生み出され、専門的素養を身につけた技術者の仕事は、今後さらに拡大していくと考えられます。東北・北海道唯一の情報通信工学科では、充実した設備と強力な資格取得支援のもと、情報処理技術と通信技術、その融合であるネットワーク、組込みシステムも体系的に学べます。
?4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
✅️光量子・フォトニクス系
次世代通信には、超高速無線通信(6G)や量子暗号通信による安心安全な情報通信の実現が期待されています。最新の光通信技術に加えて、これからの社会で役立つ次世代情報通信技術を学びます。
✅️電磁波・ワイヤレス系
6Gなどの次世代無線通信、あらゆる機器に電力を届けるワイヤレス給電だけでなく、宇宙から届く電磁波の解析からデバイスの研究まで、ワイヤレスに関連する様々な技術を学ぶことができます。
✅️IoT・システム系
コンピュータに加えて家電やセンサなどもインターネットにつなげるIoTでは、性能や効率、そしてセキュリティも重要です。この分野で活躍するため、コンピュータシステムとネットワークの技術を身につけます。
✅️AI・データサイエンス系
画像や音、人間の行動や認知等、身近に存在する情報を収集・解析する基礎技術、AIやVR等により情報を様々な形で表現・活用する応用技術を総合的に学ぶことで情報の価値を高める力が身につきます。 -
- 募集定員
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80名
▶心豊かに快適に暮らせる災害に強いまちづくり
都市工学のプロフェッショナルへ
道路や橋の建設からライフライン工事などの都市・生活基盤整備、防災・減災分野まで、持続可能なまちづくりの現場に欠かせないのがマネジメント力の高いエンジニアと、プランナーです。本課程では的確な経営センスを磨き、土木の幅広い分野で活躍できるリーダー、プロフェッショナルとなるための高度な知識・技術・構想力と実行力、プロジェクト遂行に必要なマネジメント能力、コミュニケーション能力を養成します。
?4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
✅️都市・交通計画系
安全・安心で持続可能な都市・地域の実現を目指して、これからの都市・地域を創造していくために必要となる都市計画・まちづくり・交通計画などの理論と実践について幅広くかつ専門的に学びます。
✅️河川・環境技術系
河川・海岸などの水辺や上下水道・公園などの都市環境施設の管理について、環境(生物の多様性の維持や環境負荷の低減)と防災(洪水や津波から我々の生活を守る)の両面から幅広くかつ専門的に学びます。
✅️地盤・防災技術系
我が国は雨が多く、地震や火山活動も活発で自然災害が多く、低地部では液状化、丘陵・山岳地域では斜面災害が起きています。波浪や津波から国土を守る必要もあり、様々な社会基盤インフラの防災技術等に取り組んでいます。
✅️構造・建設材料系
鋼やコンクリートに代表される建設材料や、それらを用いた橋梁・橋脚など社会的に重要な構造物の設計・建設・維持管理に関わる研究を行います。また廃棄物の活用など新たな建設材料の開発やそれらの性能評価も扱います。 -
- 募集定員
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65名
▶「応用化学」「環境学」を体系的に学び、持続可能な社会の実現に挑戦
化学から生まれた新しい素材や製品は、私たちの生活を豊かにしてくれる一方、正しい知識と技術で用いなければ、健康や環境に悪影響を及ぼすことがあります。本学科では、応用化学と環境学を体系的に学ぶカリキュラムを設置。応用化学分野を活用しながら、環境・エネルギー問題を解決するため新材料の開発・製造、環境調査・評価、環境保全などの幅広い知識、技術とともに化学を扱う技術者、スペシャリストとしての倫理観を身につけます。
?4つの領域を学びながら、2年次以降は分野横断プログラムを通じて、専門以外も選んで学ぶことができます。
✅️機能材料系
生活用品やエネルギー分野などで用いられている機能材料の作製・評価方法を修得します。有機・無機・物理化学と材料のもつ機能の関係を理解することで将来は材料開発や品質管理での活躍が期待されます。
✅️プロセス工学系
化学プロセスの開発や機器のデザインのための知識を習得します。化学的な面だけでなく物理や数学を駆使した平衡論・速度論による多面的な解析を利用して、将来は生産技術に係わることが期待されます。
✅️グリーンサステイナブルケミストリー系
持続可能な社会を築くため、環境に優しい化学を習得します。CO2リサイクル、グリーンテクノロジーおよび環境材料について学び理解することで、各分野で環境に配慮できる人材として活躍が期待されます。
✅️環境保全系
公害防止技術や環境調査法、生態系保全のための知識を習得します。化学のみならず生物・生態学の視点も取り入れた計測・データ解析技能を駆使して、自然共生社会の実現に貢献できることが期待されます。