【2022年最新】専門学校の奨学金について知りたい | 返済期間はいつからいつまで?返済不要の奨学金はあるの?母子家庭の強い味方になる制度について紹介!
誰もが専門学校に奨学金なしで通えるとは限りません。
金銭的余裕がなく、奨学金を借りたいと思う学生の方もたくさんいらっしゃるでしょう。
まして母子家庭の方などはなおさらです。
そこで今回は返済不要の奨学金はあるのか、返済する必要がある場合、返済期限はいつからいつまでなのか、母子家庭の場合特別に利用できる奨学金などはあるのかについてご紹介していきたいと思います。
母子家庭で金銭的に厳しく、専門学校に行くための奨学金を借りたいとお考えの方はもちろん、奨学金の種類について詳しく知りたい方はぜひ本記事を最後までご覧ください。
専門学校の奨学金の返済期限
まず専門学校の奨学金の返済期限についてご紹介していきます。
まず期限は基本的に最長10年とされています。
20年となっている奨学金もあります。
猶予年限特例、または所得連動返還型無利子奨学金は卒業後に一定の収入を得るまでの間は願い出により返還期限を猶予することができ、期間の制限はないということです。
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返済不要の奨学金
実は奨学金には返済不要なものも数多くあるのです。
経済的理由で大学専門学校の進学を諦める学生を減らすために、2020年4月から新制度がスタートしたのです。
世帯収入の基準を満たしていれば、成績だけで判断せず、しっかりと学ぶ意欲があれば支援を受けることが出来ます。
また、給付型奨学金の対象となれば、大学・専門学校の授業料や入学金も免除、または減額されることがあり、授業料・入学金の免除減額は大学などが、給付型奨学金の支給は日本学生支援機構が行なっています。
またこれら受給する条件には生活保護世帯であること、住民税非課税世帯であること、社会的養護を必要とする人、18歳時点で児童養護施設等に入所している生徒などが当てはまります。
また、優秀な成績を収めていることも条件となっており、高校生であれば予約採用、大学生であれば学内募集時に申し込むことができ、給付金は公立・私立、自宅通学が自宅外通学かなどで大きく異なります。
貸与型奨学金との併用も可能なため、給付型奨学金は経済的な理由で進学を諦めていた低所得世帯の生徒が大学へ進学するために大きな助けとなるような制度となっています。
しかし審査が厳しく、利用者は全国で年間2万人程度で、130万人が年間で利用する従来の奨学金比べれば非常に狭き門となっています。
また奨学金という名前からは外れますが返済不要で金銭的援助を受けることができるという点から考えると、学校の特待生制度を利用するというのも選択肢の一つとなってきます。
基本的に数多くの専門学校は独自の特待生制度を導入しており、総合型選抜(旧・AO入試)を利用したり、優秀な成績を収めていると一部の学費が免除になったり、完全に全ての学費が免除になったりすることもあります。
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母子家庭の味方になる奨学金とは
ここまでご紹介してきた高等教育の修学支援新制度については、母子家庭の人こそ利用して欲しい制度となっています。
「大学無償化」と呼ばれているこの制度についてですが、条件を満たすことで授業料の減免と給付型奨学金の支給の両方を受けることができるのです。
給付型奨学金の支援の対象になるかは、JASSO(日本学生支援機構)のホームページで大まかに調べることができるのでJASSO進学資金シミュレーターなどを利用してみてください。
また、シングルマザーの方は基本的に生計を立てるのが一人ですので、保有する資産が1250万円未満の場合は基本的に利用できると考えてよいでしょう。
また、対象となる資産の範囲は「現金及びこれに準ずるもの、預貯金並びに有価証券の合計額」と定められているので、不動産は資産の対象でありません。
高い価値を持つ不動産を保有しているかどうかは審査の対象にはなりません。
よって、もし旦那さんが亡くなっている場合などで、資産価値の高い不動産を残してくれていた場合でも利用することができるというのは非常に良心的ですね。
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まとめ
今回は奨学金の返済期間や、返済しなくていいタイプの奨学金や母子家庭にとって便利な奨学金はどのようなものがあるかについてご紹介してきました。
専門学校はなかなか学費が高く、進学を諦める方が多いですが、母子家庭の方でも高等教育の修学支援新制度を利用し、授業料等の減免や給付型奨学金の支給を受けることによって十分に専門学校に進学することを目指せる場合もあります。
学校のパンフレットを請求したり、学校説明会に参加して奨学金について詳しく話を聞いてみることをおすすめします。
また、JASSO(日本学生支援機構)のホームページなどでシミュレーターを利用し、一度自分が高等教育の修学支援新制度に利用基準に該当するかどうかなども調べてみてはいかがでしょうか?
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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