高校生のうちに取っておきたい!入試・就職に役立つオススメ検定資格
- 2019.11.20
- 進路
受験や就職試験で重視されるものの一つに「資格」があります。
資格は、専門的な知識の証明のみならず、その分野の勉強をする意欲があることをアピールできます。
高校生にとっても、取得している資格によっては志望する専門学校・大学の入試の際に学科試験の免除や加点をもらえたり、特待生として奨学金を受け取れたりすることもあるのです。
また、AO入試や推薦入試の際にも他の人と差をつける事ができる一つのポイントにもなりますね!
今回は高校生におすすめする検定や資格を一覧にしてご紹介します。いろいろな種類があるので、ぜひ自分の好みや適性に合わせてチャレンジしてください!
高校生必見!入試・就活に役立つオススメ検定資格一覧
高校生が取得しておくとよい検定資格には、
・実用英語技能検定(英検)
・日本漢字能力検定(漢検)
・簿記検定
・基本情報技術者・ITパスポートなどのIT系資格
・Word・Excelなどのスキルを証明するマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
などがあげられます。
もちろん上位の級であるほど入試や就職時に有利に働き、取得していることで奨学金をもらえたり、お給料に加算されたりする可能性があります!
次は、それぞれの資格を紹介していきます。
高校生必須!入試にも役立つ有名な資格
英検(実用英語技能検定)
英検は、小学生から社会人まで幅広い方を対象とした、英語検定試験です。英語力の客観的な指標となり、受験でも就職でも幅広いシーンで活躍します。
目安:準2級(高校中級程度)・2級(高校卒業程度)以上
英検2級を取得すれば、高校卒業程度の社会生活に必要な英語を理解し使用できることの証明になり、履歴書にも記載できます。
英検1級を持っていれば授業料の免除がある専門学校などもあります。
TOEIC
TOEICとは、英語コミュニケーション能力を公平に評価する世界共通の基準です。テスト結果は合格・不合格ではなくスコアで表示されるので、自分の正確な英語レベルを把握することができます。
社会人の履歴書に書くというイメージも強いTOEICですが、
大学や短大、専門学校でも推薦・AO入試で出願の際には大きなアピール要素となります。
学科試験がある学校では、定められたスコアを満たしている場合には英語科目が免除されることもありますし、将来留学や外資系企業への就職を目指している人には、必須の資格でもあります。
英語の資格がとれる学校を探してみる
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漢検(日本漢字能力検定)
目安:準2級(高校在学程度)・2級(高校卒業程度)以上
毎年220万人以上が利用する、英検と並んで馴染みのある漢字検定。
大学入試などでは試験の一部免除や、加点などで有利になる場合も多いです。
小さな頃からチャレンジしやすい資格であり、推薦入試で進学する人が増えていることからも、学力ややる気のアピールにもつながります。
年3回、日本全国で試験を行っているため、比較的簡単に受験しやすい検定ですね。
漢字検定準1級・1級は大学・一般程度が目安となり、かなり難解な問題になります。
数検(実用数学技能検定)
目安:2級(高校2年・数学Ⅱ数学B程度)・準1級(高校3年・数学Ⅲ程度)以上
実用数学技能検定(数学検定・算数検定)は、文部科学省が後援(1~11級)している記述式の検定で、英検・漢検と並んで多くの人が耳にしたことのある資格でしょう。
入試優遇制度として用いられることが多く、大学・短期大学・専門学校の入試においても530校以上が利用しています。
特に2級以上を取得しておくのがオススメ!大学によっては入試で加点してもらえる場合もあります。
資格から学校を探してみる
就職にも役立つ!あると便利な資格
簿記検定
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
企業の経理事務に必要な会計知識だけではなく、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につき、ビジネスに直結した資格といえるでしょう。
推薦・AO入試で優遇されることがあるのは「日商簿記」と「全商簿記」 です。
志望する大学の入試で簿記を活用した優遇制度があるかどうかを調べてみましょう。ちなみに、全商簿記のほうが合格率は高いですが、
大学生や社会人が取得するのは日商簿記です。
正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」ですが、知名度が高いため、履歴書に記入する際は「日本商工会議所簿記検定試験〇級」もしくは「日商簿記検定試験〇級」と書いても問題ないでしょう。
簿記の資格がとれる学校を探してみる
全国45都市に101校!「本気になったら大原!」
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大原簿記学校
基本情報技術者試験・ITパスポート試験
こちらの資格は、「高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能を持ち、実践的な活用能力を身につけた者」であることの証明となる国家試験で、ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験(FE)を受けることが勧められています。
受験資格は特になく、誰でも受けることができます。
試験ではパソコンの仕組みからプログラムまで情報技術に関する基礎的な知識が問われるため、プログラマーだけでなく、システムエンジニア、WebデザイナーなどIT業界で働くすべての人に通用する試験です。
特に情報・IT系の大学や専門学校では、この試験に合格していれば、入試で優遇される場合が多くあります。また、基本情報技術者試験だけでなく、
下位資格の「ITパスポート試験」、上位資格の「応用情報技術者試験」といった資格所有者も優遇の対象となります。
ITの資格がとれる学校を探してみる
本物の実力をつけられる学校の秘密はパンフレットをチェック!
就職実績は(株)カプコン/(株)スクウェア・エニックス/(株)セガ……多数
短期間で基礎を身につける2年制と、ワンランク上の開発にチャレンジできる3・4年制を設置。
授業は実践が中心で、限りなくゲーム業界の実態に近い環境でプロをめざす。
詳しい授業内容はパンフレットを見てね☆
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大阪情報コンピュータ専門学校
人間力もアップ!注目の資格
ニュース時事能力検定(N検)
目安:準2級・2級 以上
ニュース時事能力検定は、時事問題を様々な視点から見て、的確に理解する能力を問われます!
問題は、検定日1ヶ月前頃までのニュースを5つの分野(政治・経済・暮らし・社会と環境・国際)に分類し、出題されます。
この資格は全国約450校の大学・短大入試で活用されているため、持っていれば入試の際に学科試験が免除されたり出願書類で加点されたりすることも!
小論文などにも時事問題はよく使われるもの。身につけておいて損はありません!
資格は一度とったらそれきりではありません!
一度身につけた資格は必ずどこかで役立つことがあります。
入試や就職のためだけではなく人生を豊かにしたり、自分の可能性を広げるためにもどんどんチャレンジしてみましょう♪
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