【大学の学費は4年間でどのくらい必要?】入学から卒業までの平均学費&国公立と私立、専門学校との比較もご紹介!

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進学先を考えるにあたって、学費の金額は避けては通れませんよね。

進学にはどのくらいの資金の準備が必要か?どんな費用がかかるのか?

今回は、大学4年間でかかる学費について、国公立や私立、専門学校と比較しながら紹介します!

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学費にはなにが含まれるの?

一般的には、学費には『授業料』のほか『施設設備費』や『実験実習費』が含まれています!

『施設設備費』や『実験実習費』は学校ごとに名称が異なる場合が多く、費用に含まれる範囲も異なります。

これらの他にも同窓会費や後援会費や父母会などの『諸会費』も必要である場合があります。

大学の学費に含まれる内訳は大学や学部によってさまざまです。

詳しい内訳は各大学の入学案内などのページに掲載されていたり、オープンキャンパスや進学相談会に参加した際に貰える資料に掲載されています!

また、入学時に納入する『入学金』と、上記の授業料や設備費等をあわせた、1年目に必要な金額のことを【初年度納入金】と呼び、入学金が含まれる分、一般的に初年度の費用がもっとも高くなる傾向にあります。

学費以外にも教科書や参考書代、通学交通費、一人暮らしをするならばその準備金や生活費が必要となるため、事前にしっかりと調査しましょう。

 

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入学金の支払い時期は?

入学時に必要な10万円〜30万円前後の『入学金』は、合格発表から1週間〜2週間の間に入金する必要があります。

滑り止めと第1志望校の受験日が離れている場合や複数の大学に合格したときなど、どの大学に通うか決めかねている際には入学資格の保全として入学金を支払うこともあります。

入学金を支払った後にその大学への入学を辞退しても、入学金は返ってこないので気を付けましょう。

また、入試の時期により初年度の学費も同時に納めなくてはならない場合があるので、試験結果だけでなく資金の準備についてもよく検討しましょう。

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学費の支払い時期は?

『授業料』・『施設設備費』・『実験実習費』などが含まれた学費は、一般的に入学金の納付と同時に前期(春学期)分を支払う場合が多いです。

その後、9~10月頃に後期(秋学期)分の授業料を払います。

入学を辞退した場合、入学金は返金されませんが、同時に納入した授業料の一部は返金される場合が多いです。

大学によっては延納届を提出することで国公立大学の合格発表まで支払いを待ってくれる場合もあるので、国公立を第1志望としている方は併願校に確認してみてくださいね。

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大学4年間でかかる平均合計学費は?

大学4年間でかかる合計学費は、国公立か私立かのほか、学部によっても大きく変わります!

それぞれの大学の学費を見てみましょう。

国立大学の平均学費

国立大学の学費は国によって定められていて、入学金が282,000円 ・年間授業料535,800円が標準額とされていて、初年度納入金は817,800円です。

学部による大きな違いはありません。

大学の裁量によって標準額より120%までの範囲で金額を設定することができますが、多くの国立大学が標準額で運営しています。

授業料は毎年払うので、国立大学の入学金と授業料とあわせた4年間の学費の合計は2,425,200円になります。

ちなみに国立大学夜間部の標準額は、入学金141,000円、授業料267,900円で、4年間の学費の合計は1,212,600円。昼間部のちょうど半額です。

基本的に設備費は明記されていませんが、大学により実習費・保険料等が必要な場合もあります。

公立大学の平均学費

公立大学の学費は国立大学の標準額に準じた金額としている場合が多いです。

ただし公立大学では大学が設置されている地域からの入学者であるかどうかで入学金が異なり、平均の入学金は地域内 226,856円、地域外389,125円です。

公立大学の平均年間授業料が536,195円なので、初年度納入金の平均は地域内で763,051円、地域外で925,320円となり、

公立大学4年間にかかる学費の平均は、地域内2,371,636円、地域外2,533,905円になります。

※文部科学省:公立大学基礎データ『2022年度学生納付金調査結果』より

私立大学の平均学費

まず、文部科学省『私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について』によると、私立大学(学部)597大学の初年度学生納付金の平均額は、

入学料が245,951円、授業料が930,943円、施設設備費が180,186円で、初年度学生納付金は1,357,080円でした。実験実習費等を含めた合計額は1,482,964円です。

初年度だけでも、国公立と比較して多くの学費が必要なことがわかります。

大学4年間(医歯系のみ6年間)の合計学費の平均は、
文系で3,977,697円。平均初年度納入金は1,166,922円
理系で5,416,925円。平均初年度納入金は1,544,962円
医歯系で23,568,949円。平均初年度納入金は4,822,395円

となっています。

私立大学の中では比較的安価な文系学部でも、国立大学と比べるとやはり高く、およそ2倍の学費がかかる場合もあります。

医学部6年間の場合、国立なら約350万円のところ、私立では平均で約2360万円かかるのです。

また、同じ私立大学の中でも文系学部より理系学部の方がより多額の学費が必要になることがわかります!

専門学校の平均学費は?

専門学校の初年度納入金の平均はおよそ1,250,000円、2年制の場合、在学中にかかる学費の平均は約216万円です。

2年制・3年制・4年制の専門学校の平均学費は分野ごとに異なり、『授業料』はもちろん『実習費』の面でも大きく変化します。

医療系の専門学校、調理・栄養系専門学校、理学療法系専門学校は学費が高く、
社会福祉系専門学校、簿記・ビジネス系専門学校、は比較的学費が低い傾向にあります!

専門学校の学費は、私立の大学や短大と比較して決して安いわけではありませんが、研究が中心となる大学よりも実習が中心で、その分野の就職に強い傾向にあります。

2年制や3年制では在学期間が短い分、少ない学費で目指す職業に就ける可能性も高くなります。

将来の希望が決まっている場合は、費用の面から検討してみてもいいのではないでしょうか。

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いかがでしたか?

今回は、大学や専門学校の学費について紹介しました!

国公立大学・私立大学文系学部・私立大学理系学部・私立大学医歯系学部によって学費の差がかなり大きいんです!

専門学校でも、分野によって平均学費にかなりの差があります。

志望校や併願校を決める際の参考にしていただけると嬉しいです!

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