入社6年目で羽田国際空港の航空整備士を技術的にサポートし日々の安全運航に携わる整備技術グループの部署にいます。5年目でボーイング737-800型の一等航空整備士を取得し、今年5月まで格納庫での重整備や運航整備で主にエンジン整備をしていました。専門学校で学んだことは就職後も役立つ基礎知識ばかりで、実機・現物に触れ体で覚えたことは、ライセンス取得に直結する学びでした。
航空整備士のキャリアの中で一番のやりがいを感じたのは、ボーイング737-800型機の責任者を任されたことです。機体全体の重整備作業の作業コントロールから書類整理まで担当し、目標の時間までに格納庫から送り出したことです。皆さんもそんな経験をしてみませんか。

東日本航空専門学校の先生と学生はとても仲が良いです。在学中は進路や学生生活の事、卒業後も先生としてというより社会人の先輩、業界の先輩としていつも相談に乗って頂き本当に感謝しています。また、航空業界では多くの卒業生が今も現役として活躍しています。どこにいっても「〇〇先生元気？」など思い出話で盛り上がります。仙台国際空港のすぐ近くに学校があるので仙台国際空港でアルバイトをしている学生もたくさんいます。在学中から空港での作業風景や空港の雰囲気を感じ、一足先に業界に足を踏み入れることが出来ます。私も在学中、仙台国際空港でアルバイトをしており身近に航空機を感じることにより、グランドハンドリングスタッフとして働きたいという気持ちがより一層強まりました。それでは一足先にグランドハンドリングスタッフとして空港で待っています。

現在私は仙台国際空港で、カウンターでの「発券業務」、手荷物をお預かりする「手荷物受託業務」、お客様を機内へご案内する「ゲート業務」、会員のお客様への「ラウンジ業務」等ANAの旅客業務全般を担当しています。
会社に入ってから覚える事はたくさんありますが、学校で学んだ略語や空港の3レターコードなど日々の業務に役立っています。一所懸命取り組んだ地理検定のおかげで、全国各地からいらっしゃるお客様との会話も弾んでいます。
今後も、もっともっとお客様に喜んでいただけるよう、より良いサービスを提供し、さらにワンランク上のサービスを心がけてまいります。後輩の皆さん、向上心を持って、たくさんの人とふれあい学び、自分自身の成長につなげられるように頑張ってください。皆さんとお会いする日を、楽しみにしています。