
全柔協の誕生は、大阪を中心にした柔道整復師等の有志16名が柔道整復師のために、共に進み、その業務を通じて、広く社会に貢献する事を目的に、昭和57年に「全国柔整師協会」を設立したところから始まりました。
そして、組織の発展に伴い、東洋医学の担い手である、柔道整復業と鍼灸業が連携を深め、共存・繁栄を目的とする団体設立の要望が高まり、平成6年、日本で初めて柔道整復業と鍼灸業が融和した法人格としての団体「全国柔整鍼灸協同組合」が厚生省(現・厚生労働省)より認可されました。
また、柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の資質向上に努め、国民の健康を保持・促進させる事を目的とした組織団体「公益社団法人 全国柔整鍼灸協会」も設立しております。
✓「全国柔整鍼灸協同組合」が開業までアドバイス
全柔協には、北海道から沖縄まで約4,100件の治療院が所属しています。本学部の柔道整復学科・鍼灸学科の卒業生には、就職時に希望する地域の全柔協所属の治療院を紹介いただくことが可能となります。また、治療院を独立開業する際に、経営に有利な場所選びから外観および院内の設計、事業資金の融資手続などあらゆるアドバイスを受けることができ、安心の未来が待っています。