ダンサーになるには│仕事内容や資格、おすすめの学校をご紹介!
- 2020.04.01
ダンサーの概要や仕事内容
ダンサーとは?
ダンサーとはダンスを踊る人のことを指します。
ダンサーにはいくつかの種類がありますので、チェックしておきましょう。
●ストリートダンサー
ストリート系のダンスパフォーマンスを行うダンサーです。
使用する曲は流行の曲やノリのいいものが多いため、とっつきやすいダンスの種類となっています。
また、ストリート系のダンスは舞台で踊るダンスとは違い敷居が低いので気軽に参加することができるのが特徴です。
●ショーダンサー
ショーやミュージカルでダンスパフォーマンスを行うダンサーです。
ショーではアクロバティックなダンスやユニークなダンスを、ミュージカルではストーリーに合わせたダンスを行うため、高度な技術が求められます。
ショーというのはミュージカルやお芝居、パレードなどのことを指します。
大型テーマパークなどのショーダンサーになるためには高い倍率を勝ち抜いていかなければなりません。絶対にそういった場所で働きたいという強い意志がある場合は、専門学校などでしっかりとダンスを学んでおいた方が良いでしょう。
●社交ダンサー
社交ダンスを行うダンサーです。
社交ダンスは競技ですので、ストリートダンスやショーダンスなどとは違う専門的な技術を求められます。
社交ダンスで生計を立てるのは難しいため、ダンスで生きていこうと考えている人にはあまり向かないダンスの種類でしょう。
●民族舞踊ダンサー
フラダンスなどの民族舞踊を専門にしているダンサーのことを言います。
民族舞踊ダンサーも、上記のダンサーとは違う技術が求められます。社交ダンサーと同じく、民族舞踊だけで生計を立てるのは難しいでしょう。
他にもクラシックバレエやジャズダンス、モダンダンス、テーマパークダンサー、歌手のバックダンサーなど、ダンサーには様々な種類があります。
ダンサーの仕事内容とは?
ダンサーの仕事は自分の身体を目一杯使ってダンスをして表現をしていくことです。
それがどのダンスの種類であろうと、そこは変わらないでしょう。
ダンサーとしてお金をもらって生活ができる人はいわゆるプロのダンサーと呼ばれるでしょうし、ダンサーとして目立つ活動をしていなくてもダンス講師やアーティストなどの振付師として活動をしている人もいます。
このようにダンサーの仕事内容は多岐にわたります。
ダンサーになる方法(資格取得方法等)
ダンサーになるための特別な資格などはありません。
ダンスが好きで、自分がダンサーだと名乗ればダンサーなのです。
しかし、本格的に活躍するためには自称ではどうにもなりませんので、ダンサーが所属ル会社に所属する、芸能プロダクションに所属する、バレエ団や劇団の入団テストを受け合格するなどして所属する会社から仕事をもらってダンサーとしての仕事をしていく必要があります。
所属会社だけに募集がかけられる仕事もあるため、会社に所属することはおすすめの方法だと言えます。
一方でフリーランスとして活動しているダンサーもいます。
この場合は自分でオーディションを受けるなどして仕事を得る必要があります。
また、ある程度の人脈があれば直接仕事をもらう機会もあるでしょう。
フリーランスは自由度が高いという利点がありますが、安定して仕事があるとは限りません。実際多くのフリーランスのダンサーはアルバイトなどをして生計を立てているようです。
少しでもダンサーとして活躍するためには、専門学校などでダンスを学び、学校の講師をしているプロのダンサーなどとの間に人脈を作っていくなどの方法で、就職先や関連企業を紹介してもらえる可能性を増やしていくと良いでしょう。
余談ですがオーディションを受ける際には書類審査が行われます。
その際にダンサーとして活躍した経歴や受賞歴を審査員がチェックします。ショーなどの経験があったり、受賞歴があったりすれば評価される可能性が高くなります。
いずれオーディションを受けて仕事を掴みたいと考えている人は積極的にショーに参加するなどしてみておいても良いのでは無いでしょうか。
業界出身、および現役の講師陣から「テーマパークの知識やスキル」、「お客様の笑顔を創る喜び」を学んだ卒業生は、国内外のテーマパークで活躍し、企業から高い評価をいただいています。
それが後輩たちの採用の大きな手助けとなっているのです。
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今後のダンサーの将来性
中学校の体育授業でダンスが必修化されたことや、表現運動として小学校体育でも取り入れられるなど、ダンスは注目を集めています。
事実、小学生の小さい子に向けたテレビがあるなど身近に取り入れられているのです。
中でもストリート系のダンスは人気で、学校の授業だけではなく習い事として教室に通っている子供や大人もいるのです。
この先、授業をきっかけにダンスを習いたいという子供が増えていく可能性もありますし、大人が運動のためにダンスを習うためスクールに通うという可能性もあります。それに伴ってダンスのイベントも増えていく可能性だってあるのです。
そのため将来性は十分にあると考えられます。
ただし、ダンス人口が増えていくことも確かですので、しっかりと技術を持っていなければ他のダンサーとの競争を勝ち抜いていくことはできません。他を蹴落とすだけの実力をつけておく必要は不可欠でしょう。
ダンサーの就職先
ダンサーの主な就職先は次のような場所が挙げられます。
・劇団
・テーマパーク
・ダンススタジオ
・バックダンサー
・ダンスの専門学校(講師) など
ダンサーの平均年収・MAX年収
ダンサーとして仕事をもらえるかどうかによりますので、それこそ0円の人からプロのダンサーで億単位を稼いでいる人もいます。そのため平均を出すことは困難です。
例えばバックダンサーであれば、一日1万円程度とされています。300日働けば300万円です。もちろん、300日丸々働けるとは限りません。
バレエ団のダンサーは1公演につき100万円程度が相場だとされています(主演を除く)。バレエ団や劇団、プロダクション所属のダンサーについては比較的安定して仕事がもらえる可能性があります。
以外と安定して収入を得ることができるのはダンスの講師などです。
講師やインストラクター、振付師はダンサーとして活躍するよりも安定しているケースが多いそうです。
ちなみに、日本人ダンサーで最も多く年収があるとされているのはEBIKENこと蛯名健一さんで、推定年収は3億6,000万円だそうです。
ダンサーに向いているのはこんな人
ダンサーとして活躍するためには実力やセンスは欠かせません。
ダンスが好きで、努力をしてスキルを身につけることができる人、向上心を持って練習に取り組むことができる人、そしてそれを継続していくことができる人でないとプロとして活躍していくことは難しいでしょう。
同時にダンスは運動ですので体力が無いと続けられませんし、常に体調を万全に整えておかなければダンサーとしての仕事に穴を開けてしまう結果になってしまうことになります。
身体が資本のダンサーです。しっかりと自分のケアを行い、体力をつけて体調管理ができる人であることが求められます。
そして実際にパフォーマンスを行う際には、観客に喜んでもらえるパフォーマンスを完璧に行い評価されなければなりません。プロのダンサーになるということはそういうことなのです。
本当にプロとして活躍できるダンサーは一握りです。
勝ち抜くためにもこれらの条件を満たすことは必須条件となるでしょう。
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ダンサーに関連する職業や資格
関連する職業
ダンサーの種類をもう少しチェックしておきましょう。
・ステージダンサー
ステージに立ち、オーディエンスを盛り上げるダンサーのこと。
・ヒップホップダンサー
ヒップホップダンスはアメリカで発祥したストリートダンスの一種で、ストリートダンスの中で最もポピュラーなダンスのひとつです。
一般的にはヒップホップの音楽や曲・ビートに合わせて踊ります。
・ジャズダンサー
ジャズダンスは20世紀初めにアメリカで誕生したダンスの種類で、バレエの要素を取り入れたダンスとなっています。当初はジャズミュージックに合わせて踊るものをジャズダンスと言っていましたが現在はジャズに縛られずジャズダンスが踊られています。
・ユニットダンサー
集団で活動をしているダンサーのことを言います。
・スポーツジムインストラクター
この場合スポーツジムでダンスのインストラクターをしているダンサーのことをいいます。
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