カメラマンになるには?│仕事内容や資格、おすすめの学校もご紹介!

  • 2020.01.29
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カメラマンになるには?│仕事内容や資格、おすすめの学校もご紹介!
      
              

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カメラマンの概要や仕事内容

カメラマンとは

カメラマンとは、被写体を撮ることを仕事とする職業です。静止画としての写真はもちろん、映画やドラマなどの動画を手掛けることもあり、テレビ番組や雑誌、新聞などのメディアや一般企業のプロモーションツール、または結婚式や記念日の写真・動画撮影のようなサービス業界において広く活躍しています。

カメラマンという職業はフォトグラファーと混同されることも多いですが、これらには違いがあり、カメラマンは写真と動画を、フォトグラファーは写真のみを撮影します。そのため、映画の撮影からファッション誌の撮影、企業のPR動画、カタログに掲載する商品の撮影まで、カメラマンの仕事はより幅広い分野に渡ります。
ただし、プロのカメラマンは特定の分野に長けている場合が多く、その分野の専門カメラマンとして活躍しているようです。とはいえ、写真と動画の両方を手掛けるカメラマンも存在します。

カメラマンの仕事内容とは

カメラマンの仕事内容は、クライアントのニーズに応じた動画や写真の撮影です。主な仕事を挙げてみましょう。

  • 映画の撮影
  • テレビ番組の撮影
  • 報道現場の撮影
  • 雑誌、新聞の撮影
  • 企業プロモーションツールの撮影(カタログ、パンフレット、ポスター、広告等)
  • 商品パッケージの撮影
  • CMの撮影
  • 記念日の撮影(ウェディング、七五三等)
  • 写真集、カレンダーの撮影
  • 上記は一例であり、医療関係や化学関係の撮影を行ったり、動物や自然を専門に撮ったりと、あらゆる分野でカメラマンは活躍しています。

    また、カメラマンはこういった商業的な撮影の他に、自身の作品としてのアート撮影や、編集作業、現像作業、データ管理、顧客対応、ミーティングなども業務の一環としてこなしています。

    カメラマンになる方法

    カメラマンになるには、主に以下の4つの方法が挙げられます。順にご紹介しましょう。

    ①専門学校に入学する

    専門学校や大学の専門コースに入り、カメラマンになるためのノウハウを学ぶ方法です。学校では、初心者であっても基礎からカメラの知識や技術を学べ、さらにカメラマンとしての就職にも有利になるため、プロのカメラマンを目指す多くの人が専門学校や専門コースを卒業しています。
    また、学校生活は仕事で役立つ人脈作りにも有効でしょう。

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    ②カメラマンのアシスタントとして、またはスタジオに勤める

    プロカメラマンのアシスタントや撮影スタジオのスタッフとして働くのも、カメラマンになるためのステップだと言えます。その場合、実際の撮影現場を目にできるため、経験としては大きなプラスになるでしょう。ただし、アシスタントやスタッフとして働く以上、学習だけでなく雑務もこなさなくてはなりません。
    また、採用案件がさほど多くないのも難点だと言えます。

    ③関連会社に就職する

    撮影会社や写真館、写真店など、撮影や写真に関連する会社に就職するのも、カメラマンになるための方法に数えられます。経験を積んで技術を高めれば、カメラマンとして活躍できる可能性があるでしょう。
    ただし、撮影関連の会社でカメラマンとして働くには、多くの場合、撮影技術や知識の有無、センスなどが問われます。就職活動の前に、しっかりと技術・知識を高めておく必要があるでしょう。

    ④独学で学ぶ

    独学で学び、カメラマンになったという人も少なからず存在します。しかし、カメラ技術には複雑な部分も多いため、独学でプロを目指すのは簡単なことではないでしょう。また、就職や人脈など不利な部分もあります。
    このように独学でカメラマンになるのは至難の業ですが、それ以上に実力が飛び抜けていれば、活躍できる可能性もあります。

    カメラマンに求められる資格や試験

    カメラマンには、必須とされる資格や試験はありません。実力次第で、プロとして活動することができます。
    しかし、撮影に関する資格はいくつかあります。その中でも、ここでは国家資格として「写真技能士資格」を、民間検定として「フォトマスター検定」をご紹介しましょう。

    写真技能士資格とは

    デジタルと比べ、より高い技術が必要とされるフィルムカメラの扱いについて、その知識や技術を認める国家資格。特に肖像写真の分野に特化しています。
    レベルは3級・2級・1級に分けられ、それぞれ受験には実務経験があることという条件が定められています。

    フォトマスター検定とは

    写真とカメラに関する実務知識を測る民間検定。フォトマスター検定事務局が主催しています。
    この検定は写真そのものではなく、機械の扱いやプリントの仕方などに関する知識と技術を測る内容となっています。
    レベルは3級・2級・準1級・1級・EXの5段階に分かれており、好きなレベルから受験が可能(EXのみ受験条件あり)です。

    難易度や試験について

    写真技能士資格の難易度と試験

    3級 2級 1級
    受験日程 実技:6月上旬~9月上旬/12月上旬~2月中旬

    学科:7月中旬~9月上旬/1月下旬~2月上旬

    試験会場 各都道府県指定の会場
    受験料 実技:16,500円/学科:3,100円(税込)
    受験資格 受検する職種の実務経験があること 2年以上の実務経験があること(指定学科卒業による条件短縮有り) 7年以上の実務経験があること、もしくは2級合格後に2年以上の実務経験があること、もしくは3級合格後に4年以上の実務経験があること(指定学科卒業による条件短縮有り)
    試験形式 選択問題・実技
    試験時間 実技:2時間55分/学科:1時間 実技:1時間30分/学科:1時間40分 実技:3時間/学科:1時間40分
    合格条件 学科65点以上、実技60点以上(100店満点中)

    ※2019年の概要です

    写真技能士の資格合格率は不明ですが、3級と2級は比較的優しく、1級もやや難易度は上がるもののそれほど難しくはないようです。

    フォトマスター検定の難易度と試験

    3級 2級 準1級 1級 EX
    受験日程 11月 随時
    試験会場 全国主要都市の指定会場
    受験料 4,000円(税込) 5,200円(税込) 6,300円(税込) 7,100円(税込) 1分野8,000円/3分野10,000円
    受験資格 特になし 1級合格者のみ
    試験形式 マークシート 作品・小論文
    試験時間 80分
    合格条件 合格率7割程度

    ※2019年の概要です

    フォトマスター検定の合格率は、3級が86.26%、2級が74.67%、準1級が40.67%、
    1級が28.56%(2018年度)となっています。級が上がるごとに、難易度も大きく変化することがわかりますね。

    今後のカメラマンの将来性

    プロによる写真や動画は、メディアや商業において欠かせないものです。さらに多くのウェブコンテンツが増加する中で、今後もカメラマンの仕事そのものが極端に減少するようなことはないでしょう。

    しかし、近年では一般の人でも本格的なカメラを使った写真を撮ることが多く、またスマートフォンのカメラ機能も向上していることから、写真や動画のクオリティの平均値が上がっています。その分、プロのカメラマンには技術やオリジナリティが求められるようになるため、それに対応する努力は必要になるでしょう。

    カメラマンの就職先

    カメラマンの就職先としては、テレビ局や出版社、新聞社などのメディア関連会社や、動画や写真を手掛ける制作会社、また結婚式場や写真館などが挙げられます。会社によって動画と写真どちらを手掛けるのかも撮影を行う分野も大きく違ってくるため、就職にあたっては会社選びも重要になるでしょう。

    ただし、カメラマンの世界は実力主義であり、就職も決して簡単ではないため、自分の目指す分野を見据えた上で、アピールできる技術・知識を磨いておく必要があります。
    また、一般企業が自社の専属カメラマンを募集している場合もあります。

    なりたい!を叶える6学科

    ビジュアルアーツ専門学校大阪の目標は、単に就職・デビューすることだけではありません。
    クリエイターとして、業界の最前線で長く活躍し続けることです。
    そのためにプロの世界を熟知した講師陣や本格的な設備を整え、学生一人ひとりが卒業後すぐに業界で活躍できる力を身につけます。
    授業では専門の知識や技術の指導はもちろん、実践授業でモノづくりの楽しさや魅力を体感。
    プロとしての活動に必要不可欠な“創作への意欲”を高めていきます。
    この学校で目指す仕事はどれも多くの職業の人達と一緒に活動するものです。
    ビジュアルアーツ専門学校大阪

    カメラマンに向いているのはこんな人

    写真や動画は、撮る人によって全く違ったものに仕上がり、その撮り方には美的感覚が求められます。そのため、カメラ的なセンスや独創性のある表現力がある方は、カメラマンに向いていると言えるでしょう。

    また、人物を撮る際には適した表情を引き出すこともカメラマンの仕事になるため、被写体とのコミュニケーションも大切です。よって、話すのが得意なコミュニケーション能力の高い方もカメラマンへの適性があると言えます。この能力は、クライアントのニーズを掴むのにも役立ちます。
    さらには、重い機材の運搬や長時間撮影に耐え得る忍耐力や体力もカメラマンには必要です。

    カメラマンに関連する職業や資格

    カメラマンに関連する職業

    カメラマンに関連する職業としては、以下のようなものが挙げられます。

    • モデル
    • タレント
    • スポーツ選手
    • アナウンサー
    • リポーター
    • 記者
    • アーティスト
    • 監督(映画、ドラマ等)
    • ウェディングプランナー

    カメラマンはこのような職種の人々を撮影対象としたり、共に作品作りを行ったりしています。動画を撮る際には監督の指示を受けたり、ウェディングフォトを担当する場合にはウェディングプランナーと打ち合わせを重ねたりすることもあるでしょう。

    カメラマンに関連する資格

    カメラマンに関連する資格としては、先ほどご紹介した「写真技能士資格」や「フォトマスター検定」などといった写真撮影に関するもの以外に、写真編集技能を問うものも存在します。その中でも代表的なのは、「Photoshopクリエイター能力検定試験」と「Illustratorクリエイター能力検定試験」でしょう。これらは、写真編集ソフトとして有名なPhotoshopとIllustratorの扱いについて、そのレベルを測る検定です。これらの検定に関する知識は、カメラマンの実務に大きく役立つと考えられます。

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