【不登校の進路】不登校でも行ける高校、専門学校、大学ってあるの? | 通信制高校に行ったら後悔する? おすすめの進路の決め方を紹介!

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不登校の方にとって進路選びは非常に悩ましいものです。

「そもそも学校にちゃんと通えていなかったのに、次の学校では通えるようになるのだろうか」「あまり通いたくないので、週に数回だけ通えるような学校はないだろうか」と考えている方も多いでしょう。

そこで今回は通信制高校について解説するとともに、不登校の家庭でも行ける高校や専門学校大学があるのか、そしておすすめの進路のはどのようなものかなどについてご紹介していきたいと思います。

不登校の方はもちろんのこと、ご友人に不登校の方がいらっしゃる場合はぜひ本記事を参考にアドバイスしてあげてください。
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不登校でも行ける学校はある?

まず、不登校でも行ける学校は複数存在します。

例えば通信制高校は入学するにあたって中学校の出席日数を考慮していない学校も多くありますので、出席日数が足りなかったとしても入学することが出来ます。

また、週に5回通うコースだけでなく、週一回、月に一回のみでよいというコースもありますので、なかなか定期的に継続して学校に通うのが難しいという方でも通うことができるでしょう。

通信制高校は授業のレベルが高いものから、そこまで高くないものまでさまざまあります。

不登校の方で、「学校に通っていなかった分、学力も追い付いていない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方でもついていけるような基礎から授業を展開してくれる学校もありますので、パンフレットなどを取り寄せてどの学校が自分に合っているかを確認するのもおすすめです。

大学や専門学校はそこまで出席日数を重視しないところが多いです。

もちろん推薦入試などを利用する場合は出席日数が必要になってくるのですが、一般入試を受験する場合は出席日数はほとんど関係ありません。

ボーダーラインの点数の学生が複数いて、その中でさらに出席日数が大幅に異なる学生が数人いる場合は不合格となってしまう場合もあるかもしれませんが、基本的にメインの入学の材料となるのは試験の点数ですので、あまり気にする必要はありません。

そもそも大学や専門学校は高校を卒業しなければ入れないというものでもなく、高卒認定資格などを取ることで受験ができますので、必ずしも高校までの学校にちゃんと通っていることは必要ではありません。
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高校進学には「出席日数」が影響することが多い

しかし一方で、普通高校に進学するにあたっては出席日数は大きく影響します。

公立高校では一般的に1年間30日の欠席をボーダーとして、それ以上だと審査の対象としていないところが数多くあるのです。

もちろん欠席日数が30日以上あるから不合格になるというわけでありませんし、試験が満点に近いような点数だった場合、入学も考慮してもらえるかもしれませんが、あまりにも欠席が多いと試験に合格することがなかなか難しくなってしまいます。

不登校の方の場合、30日以上の欠席をしている方も多いでしょうし、それくらい不登校の方は学校に通うのは苦痛なものです。

やはりそうなってくると、必然的に普通高校に進学するのはなかなか難しくなってきています。

しかし、私立高校の場合は中学までの出席日数を全く考慮しない学校もありますので、「中学までは全然学校に通うことが出来なかったけれども、どうしても普通高校に進学したい」という方は全国のさまざまな高校を調べて、出席日数を考慮しない学校を探してみても良いかもしれません。
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通信制高校でも環境の良いところはたくさんある

皆さんは通信制高校にどのような印象があるでしょうか?

この記事を読んでいる方の中には「ちゃんと中学校まで通うことができなかったから、通信制高校に行く羽目になった」という考えをする方も多いでしょう。

確かに通信制高校は従来の学校よりも通いやすい制度が整えられていますし、中学まで不登校だった人が通うことができるので、色々な種類の人が来ること間違いありません。

しかし、不登校の方ご自身が一番よくわかっているように、「怠惰だから通うことができない」「やる気がないから通うことができない」というわけではありません。

周囲の環境やいじめなどの問題から学校に通うことができない方も多いでしょうから、通信制高校はあながち、極端な言い方をするならば「変な人」ばかりではありません。

不登校になる方は傷つきやすい方が多く、それはつまり他人の感情を思いやることができるということです。

むしろ不登校の方同士は思いやりの心を持っている場合が多く、仲良くできることも多いのではないでしょうか。

通信制高校は授業自体がそこまで重いものがない場合が多く、課題も簡単なものが多いので、私立大学に進学したいと考えている方は3年間じっくりと受験対策ができるのも大きな特徴です。

学校の課題は少ない所だと月にひとつ出せば良いだけという場合もありますので、他の時間は全て受験勉強に割くことができますし、ハイレベルな大学を目指しつつ週1・2回アルバイトをしてお金を貯めるということもできます。

このように自分の自由な時間があり、一般の学校特有のさまざまな行事があまり開催されないという都合から、大学受験をするために通信制高校に進学する方も多いです。
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おすすめの進路の決め方

おすすめの進路の決め方ですが、やはり「やりたいこと」から決めるのが一番良いでしょう。
通信制高校に進学する方の場合はやはり不登校であったり、出席日数が足りないので、消去法で通信制高校を選ばざるを得ない方も多いかもしれません。

しかし、高校以降の進学先は基本的に学力を向上させることさえできればどこだって選ぶことができます。

大学や専門学校は、これまでの中学校や高校と比べて格段に自由です。

専門学校は2年間や3年間で卒業しなければならないので、なかなか自分の時間を取ることができないかもしれませんが、大学は特に学生が主体的に学ぶことを大切にしている大学や学部の場合はそこまでカリキュラムも厳しくなく、週に1回は授業の無い日を作ることができる場合もあるでしょう。

そのようになかなか「週5回・朝から夕方までギッチリ」と授業に通うのは難しいという方にも優しい進学先を選ぶのがおすすめです。
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まとめ

今回は不登校の方でも通える高校、専門学校、大学についてご説明するとともに、通信制高校の良いところやマイナスポイントについてご紹介してきました。

不登校の方は「怠惰だから」「面倒くさいから」通うことができないというわけではありません。

さまざまな事情があり、通えないことがあるでしょう。なぜ自分が通うことができないのか、自分がよりラクに、「しんどくない」、辛さを感じることなく通えるのはどのような環境なのかを考えつつ進路選びをすることで、今後の展望を持つことができるのではないでしょうか。
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