【イラストに興味のある高校生必見】ポーズを簡単にかけるコツを徹底解説!

【イラストに興味のある高校生必見】ポーズを簡単にかけるコツを徹底解説!
  

POINT

      コントラポストを意識して動きのあるポーズに!
      なれないうちはモデルの写真を模写するのが◎
      図形から画面全体の構図を考えてみよう

ポーズを練習する前に

無理のないポーズをさせるためには人体構造を理解することが前提条件です。
まずは人体の関節の可動域やバランスを把握してからポーズを練習するようにすると良いでしょう。

コントラポストを意識して動きのあるポーズに!

コントラポストという言葉を聞いたことがありますか?
簡単に説明すると「両肩と骨盤の傾きを逆にし、わざと左右のバランスを崩す」こと。
肩と骨盤が平行になっていると、安定はするものの直立不動になってしまいます。
そこで肩を右下がりにした場合は、腰を右上がりにするなどで動きのあるポーズを描くことが出来るようになります。

また、重心の位置は常に心がけるようにしてみましょう。
通常、重心はおへその奥付近に位置します。
歩いているときは前方に傾きます。
速度が速ければ大きく足を動かすため、より傾きが大きくなります。

走る動作はさらに傾きが増し、体を支えるために重心が低くなります。
肩・重心・くるぶしが一直線になるとバランス良く走る姿勢が描けます。
腕も大きく使うため、歩くときよりも上半身・下半身を捻る動作が加わります。
踏み出す足と逆の肩を前に出すと自然なポーズになりますよ

モデルの写真を模写してみよう!

ファッション誌やファッションショーの映像からポーズを模写してみましょう。
人物写真の構図はイラストを描く際に非常に参考になります。
中でもファッションショーのモデルには服をよく見せるためにしなやかなポーズをするため、よりコントラポストが強調されたポーズを取ることが多いのです。

ただし、服などの装飾品にも著作権が存在するためデザインなどを含めて模写した際は自分の作品として公開することはできません。

あくまで練習の一環として描き、SNSにアップすることは避けましょう。

図形から画面全体の構図を考えてみよう

円形・三角形を描き、その中に人体が収まるようにアタリをかいてみましょう。