【高校生必見】長所が書けない! | 進学や就職での自己PRの書き方を紹介!
国公立・私立を問わずに受験の際に「自己PRカード」「自己PR書」を提出することは多く、書き方に悩む声がよく聞かれます。
特に多い悩みは、「短所は出てくるけど長所が書けない」という悩みです。
「私には長所なんてない」と決め付けてしまっていませんか?
しかし、実際に自己PRを提出して合格している人もいるわけですし、人それぞれ、十人十色ですから、あなたにだけ長所がないなんてことはあり得ません。
実は視点を少し変えるだけであなたはあなた自身の長所をすぐ見つけられるのです。
この記事では、そんなあなたが自己PRで必要な長所を見つけるための方法やその書き方をご紹介します。
本当にあなたには長所がないの?
「あなたの長所はなんですか?」と聞かれたときに、あなたはまずどんなことを考えますか?
自分が人より優れているところを想像していませんか?
そう考え始めると、自己PRを書くのが難しいと考えている人の大半は自信がなくなって長所なんてひとつも出てこなくなってしまいます。
まず視点を変えて欲しいことといえばこの部分で、「誰にでも長所と短所がある」のです。
逆に考えると、長所がたくさん出てくる人にも探そうと思えば短所が出てきます。
長所がたくさん出せる人は“長所・短所の考え方が上手い”と捉えた方が適当です。
つまりは、ポイントさえ押さえれば、あなたにも長所がかけるのです。
自分に合った学校を探してみる
受験する学校はあなたにどんな長所を求めている?
あなたが入学したい専門学校、大学、短大の先生たちは、どうしてあなたの長所を知りたがっていると思いますか?
それは、「あなたが入学後にどのような学校生活を送りたいのか」を知りたいからです。
たくさんの受験生がいる中で入学者を決めるとしたら、どうせなら入学後にその長所を活かして活躍してくれたり、有意義な学校生活を送ってくれる生徒に入学して欲しいものなのです。
社会人でしたら、経歴書なども提出できて今までどんなことをしてきたのかの実績を証明することができますが、まだたくさんの実績を積んでいるわけでもない学生であるあなたがどんな人物かを見極める判断材料は少ないですよね。
そこで自己PRをしてもらって、その自己PRを判断材料のひとつにするのです。
そのことから考えるとすれば、長所を書く場合には、「学校がどのような人物に入学して欲しいのか」を軸に考えるのが最適といえます。
自分に合った学校を探してみる
長所を見つける方法と、自己PRの書き方
上記のことから、さらに長所を考えることのハードルが高くなってしまったと感じていませんか?
しかしそんな心配をすることはありません。
簡単な「長所を見つける方法」を実行すれば、あなたの長所を見つけることはそこまで難しいことではないのです。
過去の経験を書き出してみる
まずは今まであなたがどんな経験をしてきたのかを書き出してみます。
大会に出たとか、留学をしたとか、賞をとったとかそんな大きなことでなくてもいいのです。
あなたが今までの人生で特に印象に残った経験などを手当たり次第書き出してみましょう。
学生時代のことでなくても構いませんので、深いことは考えずに箇条書きなどでたくさん書き出してみてください。
友だちとの間のエピソードで印象深かったことや、部活動のこと、自分の趣味のこと、家族との旅行などなんでも構いません。
そのエピソードの中で相手がいれば、その人に言われた嬉しかったことなども書き留めておきましょう。
共通する部分を見つける
過去の経験を書き出したエピソードの中で、共通する点を探します。
そこからあなたの性格や行動パターンが見えてきます。過去に共通点があるエピソードは、あなたの長所である可能性が高いです。
ここで重要なことは、「なぜその行動をとったのか」です。普段から意識していなくてもやっていることが実はあなたの長所である場合があります。
なんとなくあなたの長所が見えてきましたか?
明確な言葉にして深掘りしていく
「私の長所は〇〇」という明確な答えを書き出したいので、共通しそうな項目を見つけた中から深掘りをしていきます。
例えば、
- 英語のテストでは毎回80点以上
- 3ヶ月のダイエットで毎日筋トレをして3キロ減の目標を達成
というエピソードがあったとします。
ここからわかる長所は「ストイック」ということです。
はじめに「私の長所は何事にもストイックなことです。」と書いて、それを証明するためのエピソードを書いていきます。
ただ「3ヶ月のダイエットで毎日筋トレをして3キロ減の目標を達成しました。」だけでは説得力にかけますので、どうしてそれに取り組もうと思ったのか、どのような過程があってそれを成し遂げたのか、その際にどんなことを努力したのか、その経験から何を得たのかなどを具体的に書いていきます。
また、その経験から、入学後どのようにその長所を活かせるのかも最後に書き足しましょう。
自分に合った学校を探してみる長所は短所の裏返し
「そんなに胸を張れるようなエピソードがない・・・」とつまづいてしまったあなたは、逆に自分の短所は何かを書き出してみましょう。
実は自分が短所だと思っていることも、裏返せば長所になる場合が多いのです。
例えば、「すぐ流されてしまう」という短所は良い方に考えれば「協調性がある」とも言えますよね。
そのようにして短所も長所に変換して考えて、エピソードもポジティブに捉えて考えてみましょう。視点を変えるだけで長所は見えてきます。嘘を書くわけではないので、気負わずに取り組んでみましょう。
自分に合った学校を探してみる
まとめ
自己PRに対しての考え方や見方が少し変わったでしょうか。
自分には長所がないという考えは捨てて、自分の中にある長所を具体的な言葉にするという考え方で書き出すことで自己PRを書くことのハードルがグッと下がると思います。
まずは紙に書き出してみることから始めましょう!
自分に合った学校を探してみる
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