【保育士になるには】保育の大学と専門学校の違いは?どっちを選べばいいの? | おすすめ学校も紹介!
保育士になるには、厚生労働大臣の指定する保育士養成施設を卒業するか、保育士試の国家試験に合格する必要があります。
今回は、保育士になるための近道になる保育の大学と専門学校の違いについてを紹介します!
保育士の資格について
厚生労働大臣の指定する【大学】・【短大】・【専門学校】の保育士養成施設を卒業したら、保育士として働く資格を得ることができます!
指定外の大学や専門学校に進学した場合などは保育士の国家試験に合格する必要があります。
保育士の国家試験は平成30年度の合格率が19.7%とかなり狭き門なので、『絶対に保育士になりたい!』という方は保育士養成施設に進学することがおすすめです!
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保育の4年制大学の特徴は?
社会福祉系学部に設置されている《こども科》や《保育科》などの学科で保育士の資格を取得することができます!
①一般教養も学べる
4年制大学に進学した場合、保育士になるための勉強以外に一般教養も学ぶことができます!
②将来の進路選択の幅が増える
4年制大学を卒業した場合、保育士の資格を持ちながら一般企業に就職することも可能です。
③保育に関する高度な学びができる
実践を通して学ぶ専門学校と違い、大学では保育・福祉・教育に関する高度な知識を学ぶことができます。
心理学や社会福祉学の知識も必要なので、大学では『保育士になるための勉強』以外の幅広い学びができることがポイントです!
④他の資格も取得できる
大学によっては、保育士資格以外にも幼稚園教諭免許や小学校教諭免許の資格が取得できる学校もあります!
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保育の専門学校の特徴は?
①実践的な知識が学べる
専門学校は保育士になるための勉強を2年間学ぶため、大学と比べてより実践的な知識を得ることができます!
実際の保育の現場で役に立つ知識を実践的に学べるのは、専門学校と大学の大きな違いのひとつです。
②比較的入学が簡単
専門学校は大学と比べ比較的入学が簡単な傾向にあります!
入学試験が 【書類選考のみ】または【書類選考+面接 】の学校も多く、合格倍率もかなり低いことがポイント。
③保育士になるための就職サポートが手厚い
保育士の専門学校は『保育士になりたい!』という気持ちを持った学生が集まるので、その分保育関連の就職サポートを手厚に受けることができます!
専門学校を選ぶ時のヒントのひとつとして、卒業生の就職先や就職率を調べてみるのも◎
大学と専門学校の違いは?
ここまでは大学と専門学校のそれぞれの特徴を紹介しましたが、大学と専門学校で大きな違いはあるのでしょうか?
①入学難易度
大学と専門学校では、入試難易度や入学試験が大きく変わります!
専門学校の入学試験は【書類選考のみ】や【書類選考+面接】など、筆記がない場合が多く、合格倍率も低め。
ですが大学の入学試験では【共通テスト】を受験したり、学校によっては【大学独自の入試テスト】をクリアする必要があり、合格倍率がかなり高いことも。
大学の方が一般的に入学難易度が高い傾向にあります。
②学費の差
2年制の専門学校と4年制の大学では、卒業までにかかる学費に大きな違いがあります。
2年制の専門学校の学費はおよそ【200万円前後】であるのに対し、
4年制の大学の学費はおよそ【400万円〜450万円】が相場となっており、
大学の方が卒業までの学費が多くかかります。
貸付型奨学金を利用する場合は、返済額が大きく変わるため注意が必要です。
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大学と専門学校で変わらないことは?
大卒と専門卒で待遇や給料は変わるのでしょうか?
給料について
保育士の場合、大卒と専門卒ではそこまで給料に差がありません。
初任給は大卒の方が【5000円〜1万円前後】ほど高い傾向にありますが、専門卒は2年間の実務経験があり、昇給やボーナスなどが追加されるため、給料にはあまり差は無いとされています!
また、園によっては《小学校教諭免許》を持っていると昇給される場合もあるため、就職後の給料が気になる方はこの免許も同時取得できる学校に通うことがおすすめ!
いかがでしたか?
今回は、保育士になるための資格が取れる保育の大学と専門学校の違いについて紹介しました。
ぜひ学校への資料請求やオープンキャンパスを通じて、自分に合った学校を探してみましょう。
自分にピッタリの進学先を見つけるヒントになれば嬉しいです!
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