MBTIには様々な種類がありますが、今回はENTPの方についてご紹介していきます。

ENTPと診断された方はもちろんのこと、周囲にENTPの方がいる方はぜひ本記事の内容を紹介してあげてみてください。

ENTP型の性格

ENTPとは討論者型とも呼ばれる分類で、非常に珍しい性格タイプのひとつです。

ENTPは他の人と一緒に時間を過ごすことを非常に好み、細かな点より大きな概念に焦点を当てて、論理的に決定を下す傾向にあります。

プロジェクトや仕事に取り組む際には締め切りが決められているよりも、柔軟に対応できるものであることを好み、新しいアイディアに興味を持ち、先見性のある性格としても知られています。

ENTP型の方は特に誰も解決したことのないような課題に挑戦することを非常に好み、ユニークかつ、とても複雑な問題に対して新しい解決方法を見つけることができる才能があります。

従来の方法に慣れていて、それが当たり前だと思い込んでいる一般の方と比べて新しい、良い方法が無いかを常に考え続けている傾向があり、新しい課題に立ち向かう際も、最初からありとあらゆる工夫を凝らし、他の方よりもリードしているような考えを持っています。

また、自らが導き出した法則や方法でも答えを導き出せない場合でも更に工夫を凝らし、確実に答えを導き出すことまで考えることをやめない傾向にあります。

そもそも確立された手順、従来の方法やルールなどに刺激がないと感じ、新しい方法を取れないかと、最初からトリッキーなことを考えるような傾向もあり、独創的なアイディアが周りに良い影響を与えることも多いとのことです。

ENTP型の方の長所としては起業家精神を備えていることです。
機転が利く点や意思が強く、自立心が強い点も挙げられます。

新しい物事についても優秀な成績を収め、その溢れ出るカリスマ性から多くの方が魅力を感じることでしょう。

一方、その独創性ゆえに周りからは「自己中心的」や「ルールをきちんと守れない人間」と評価される傾向もあり、計画性はあまりないので、きちんと納期がきっちりと定められているような仕事などはあまり向いていないかもしれません。

ENTP型の相性

ENTP型の方の相性としてはISFPやENTP、ESFJやINTJなど創造性や革新性、独創的なアイデアを持つ方や職人気質の、常に考えることをやめない、思考を続けるタイプの方々と仲良くすることができるでしょう。

一方でISFJやINTPのようにしっかりと決められたルールや技術を守り、確実に物事をこなしていくタイプとは仲良くできない傾向にあります。

ENTP型のあるある

ENTP型の方のあるあるですが、やはりそのルールに縛られない独創的なアイデアを用いた行動は周りからすると理解が得られないこともあり、特に教育現場やルールが細い職場環境ではあまり周りからの理解が得られないことも多いでしょう。

しかし、その独創性を生かして新たな手法や方法、勉強方法や仕事への取り組み方を導き出し、かなり効率的に物事をこなせてしまうことも多いです。

ENTP型の適職

ENTP型の方はやはりビジネスやITなどが適職と言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナーやプログラマー、アートやデザイン、科学技術などについて新しい発想をもたらし、独創的なアイディアを活かして働くことが非常に向いています。

また、納期や時間に縛られない働き方を望んでいるので、余裕を持って仕事ができるフリーランスとして働く方の方が多いでしょう。

会社員として働くにおいてはルールがあまりにも多すぎて、それに雁字搦めにされてしまって本来のセンスや実力を発揮することができないという方も多いと思います。

同じタイプの有名人

ENTP型のタイプにはこのような人が挙げられます。

・タモリ（タレント）
・谷川俊太郎（詩人）
・茂木健一郎（脳科学者）
・マーク・トウェイン（小説家）
・トーマス・エジソン(発明家)
・トム・ハンクス(映画監督)
・レオナルド・ダ・ヴィンチ(芸術家)

やはり普通の方とはどこか異なる雰囲気を漂わせている、独創的なセンスを持っている方が多いイメージです。

タモリさんは司会者ですが、一般的な、番組をただただ進行させていくようなタイプではなく、雰囲気も独特で、食生活も一日一食を貫くなどなかなか独創的なこだわりを持っているタイプと言えます。

まとめ

今回はENTP型の方の特徴や適職、あるあるなどについてご紹介してきました。

ENTP型の方は非常にセンスがあり、様々な手法を用いて正しい方法を導き出すことができるタイプですが、従来のやり方にとらわれないがあまり、周りの方々の理解を得られないこともあるので、そちらとの均衡を図りつつ、あなたにぴったりの仕事を見つけていってください。