【高校生必見】「ダブスク」してみたい人へ – ダブスクってなに?
「ダブスク」ってなに?
サブスクの親戚か?と思った人は…さすがに、いないかもしれません。
「ダブスク」とは、「ダブルスクール」の略で、その名の通り、同時に二つの学校に通うことです。
といっても、決して「週3で高校生、週2で小学生」とか、
「桐蔭ではショートを守ってるけど、履正社ではサードを守ってる」とかではないです。
例としては、「昼間は大学生、夜間は専門学生」など。
「短期大学、大学、大学院に籍を置きながら、専修学校の生徒として学ぶこと」を指します。
普通科の大学に行く予定だけれど、就職に当たって専門的な知識も学びたい。
あたらしい世界に触れ、刺激を受けてみたい。
そんな人に、おすすめの方法なんです。
ダブスクをするメリット、デメリットは?
まずはメリットの方から。
ダブスクは就職に有利になる
就職するにあたって、例えば大学の研究だけでは不十分であったり、そもそも大学の研究内容が全く役に立たないということがよくあります。
就職したい分野のことを専門的に学ぶことが、あなたを助けてくれるはずです。
ダブスクは一生の財産になる
昼間は大学生として授業に出て、そこからアルバイトをし、夜間は専門学校に行き、深夜もアルバイト…
さすがに極端かもしれませんが、ダブスクはかなり多忙です。
しかし、その大変な経験が後の人生の糧になるかもしれません。
ただ、ダブスクにはデメリットもあります。
ダブスクはとにかく多忙
ふたつの学校に通う分、人よりも学校に通う時間が長くなります。
その合間を縫ってアルバイトをしたり、また学校行事や部活動もあるかもしれません。
とにかく多忙です。環境の変化に慣れず、体調を崩してしまうこともあります。
また、両立ができずにどちらかを諦めなければならない…という状態に陥ってしまうことも。
ダブスクは学費がかかる
学校によりますが、たとえ夜間であっても大体の学費は年間で50万円はかかるでしょう。
昼間では、100万円を超えるところもあります。
また、入学金や入試への費用もバカになりませんし、通学費用もかかります。
そして、更なるスキルアップを目指すとしたら、ある程度の出費は覚悟しなければなりません。
例えば、アルバイトをしながら学費を賄ったり、奨学金の制度を使ったり。とてもきつい生活になってしまうのは否めません。
おすすめの学校を探してみる【新しいダブスクのかたち】卒業してから通うという手もあります
費用の面などでダブスクに踏み切れない人におすすめなのが、「大学を卒業し、就職してから専門学校に通う」というパターンです。
そうすることで、アルバイトなどで学費を賄う必要はなくなるので、
金銭的に、そして精神的にも、ある程度余裕ができると思います。
この場合、専門学校に通う理由として、「転職する際に有利になる」ことが挙げられます。
大学を卒業して就職。その後専門学校に通ってスキルアップを図り、転職…という形です。
ダブスクをしている人は約3割
大学生をしながら、社会人をしながら専門学校に通う人は、「およそ3割」だそうです。
大成するには専業でなきゃいけない…なんてことはありません。
例えば、ファッションデザインの分野。
もちろん、「文化服装学院」「東京モード学園」といった、有名専門学校卒業生はかなりいますが、
「早稲田大学卒」とか、普通科の大学を卒業している人が、実は結構多いんです。
彼らの中には、確かに独学でファッションデザインを学び、ブランドを一から立ち上げた人もいるでしょう。
しかし、「大学に通いながら、専門学校に行っていた」という人がかなり多いんです。
大学で経営を学んでいるから、その分野は誰にも負けない。
理系だから、数字の造形美には人一倍敏感だ。
こんな風に、普段大学に行っていることが、自分の強みになるんです。
いかがですか?
自分の可能性をぜひ伸ばしたい!という方は、一度「ダブスク」を考えてみるのが良いかもしれません。
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