【高校生必見】医者になるにはどうしたらいいの?方法や学費など詳しくご紹介します!
将来は医者になりたい!幼いころから比較的身近にある職業だからこそ、そんな夢がある方も多いのではないでしょうか?
お給料が高かったり、人の役に立てたり、誰かの命を救ったり……医者というのは誰しもが憧れる職業ですよね!
「医者になるには頭が良くなきゃダメかな?」
「医者になるにはどれくらい費用がかかるんだろう」
「医者になるには何年大学に通えばいいの?」
などなど、実は疑問が多いのが医者(医師)という職業。
今回は医者になるにはどうしたらいいのか、皆さんの疑問にお答えしていきます!
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医者になるにはどうしたらいいの?方法は?
まずは医者になるには具体的にどうしたらいいか、その方法をご紹介します!
医者になるには
大学医学部(6年間)に入学・卒業する
↓
医師国家試験に合格する
↓
研修医として2年間病院に勤務する
医者になるにはまず医学部に入学する
結論から言うと、医者になるには国家試験を受けて「医師免許」を取る必要があります。
ただし医師国家試験を受験するには、医学部の卒業(または卒業見込み)が必要です。
つまり大学の医学部で6年間学び、医学部の学位を取得することが受験の条件になっているんですね。
なので、医者になるにはまず医学部に入らなくてはなりません。そしてそれが一番の難関かもしれません……!
医師国家試験を受けるためにも入学が必須である医学部の受験は、年々難易度が上がっているのが実情です。医学部の平均偏差値は他の学部と比較してトップレベルに高く、早くから医学部予備校などに通い、圧倒的な勉強量をこなし、高い学力を持つ人が受験を突破する場合が多いです。
しかし現役生は後半に実力が伸びると言われているため、集中して効率よく受験勉強に取り組むことで状況は変えられます。高校生になってから医学部を目指した!というケースも少なくはないようです……!
地方大学など比較的偏差値の低い医学部もあるため、幅広い学校を検討してみることをおすすめします。
また、最近では女性の医者も珍しくはなく、医者を目指し医学部を受験する女子高校生も多数います。
一部の医学部入学試験の面接で女子に不利益があるとされていた問題も、是正されつつあります。
やりがいのある一生の資格を得る第一歩として医学部入学を目指しましょう!
医者になるには医師国家試験に合格する
前述の通り、医者になるには医師国家試験を受験し、「医師免許」を取ることが必要不可欠です。
6年間の専門的な学問を修めたうえでの国家資格試験ですので、難易度はかなりのものになります。
医師国家試験の実施は毎年2月頃、通常年1回のため、不合格の際は翌年の再チャレンジになります。回数制限はありません。
ちなみに医師国家試験を受験しても大学を卒業できなかった場合は、その受験は無効になります。
ただ医師国家試験は2022年の医師国家試験の平均合格率は全体で91.7%。新卒者の合格率は95.0%。大学によっては合格率100%の学校もあります。したがって、医学部で勉強し卒業することができれば、国家試験合格も夢ではありません。
医者になるには絶対に間違ってはいけない問題がある?
医師国家試験の中には「禁忌肢問題」という、倫理観や人権に関する問題が存在します。
医者としてやってはいけないことを問題にしたもので、それらを一定の問題数以上間違えると不合格になってしまうんです。
当たり前のことではありますが医者になるには、倫理観や患者さんの人権へ配慮する姿勢なども重要視されます。
日頃から意識していきたいですね。
医者になるには医師免許を取得してから研修医をする
そしてもうひとつ、医者になるには乗り越えないといけない壁があります。
それは研修医として実際に病院に行って行う、臨床研修(有償)です。
医師免許を取得して、すぐに一人前の医者として働けるわけではなく、6年間の医学部生活で学術的な学習を行った後は、研修医として2年間実践的な研修を行ってから、正式に医師として医療行為ができるようになります。
つまり、現役で医学部に入学し、卒業時に国家試験に合格しても、最短でもそれから2年間かかるのです!
医者の中でも専門医として働くにはさらに越えるべき壁があるのですが、これは後の項目で詳しく説明しますね。
医療・看護系の学校を探してみるそもそも医者ってどういう職業?
医者になるにはどうしたらいいか、方法をご紹介したところで、医者という職業そのものについても説明させていただきます!
医者といっても開業医なのか病院に勤務しているのか…様々ですよね。
まずは医者という職業について基本的な情報からご紹介します!
医者(医師)とは
医者の種類は大きく分けて2つ。
病気の治療(予防やリハビリテーションを含む)を行う臨床医と、患者の治療を行いながら基礎医学の研究を行う研究医に分かれます。
私たちがイメージする医者という職業は臨床医のことを指すことが多いかもしれませんね。
そして臨床医の中でも自身の医院を開業する開業医と、病院で勤務する勤務医に分けられます。
開業医は病気の治療以外にも経営や人材の確保など、治療以外のスキルや仕事を求められることになります。
収入について
勤務医と開業医の年収は以下の通り。
開業医の方が病院勤務医の約1.7倍と年収は高いものの、経営なども自身で行うというリスクもあります…!
医者という職業自体が専門性の高い仕事なので、平均年収も他の職業の中でもトップクラスです。さすが憧れの職業ですね……!!!
勤務医: 平均年収1479万円(月収123万円)
開業医: 平均年収2530万円(月収211万円)
出典 https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken12/iryouhoushu.html?_fsi=tzp2It1F
医者に向いている人はどんな人?
医者になってからも継続的な学習が求められるのが医者という職業の特徴です。
学問に興味のある人、知的向上心のある人が向いていると言えます。
医学部入試では面接試験があるため、標準的なコミュニケーション能力も必要でしょう。
また、医者は想像よりも肉体的にも、精神的にもハードな職業でもあります。
そのため、それに耐えられる体力と精神力があるかどうかは、実はとっても大きなポイントなんです……!
人の生死に関わる瞬間も多いため、「人の役に立ちたい」「人の命を救いたい」などの使命感を持っているかどうかも、自身が医者が向いているかどうかの判断するポイントになりますね。
医者に向いてる人は……
・知的向上心のある人
・体力や精神力に自信がある人
・「人の役に立ちたい」「人の命を救いたい」などの使命感を持っている人
医者になるには何年かかる?専門医とは?
医者になるには医学部に行くだけではだめ?そもそも何年かかるの?と疑問に思う人もたくさんいますよね。
ここではちょっとわかりづらい「医者になるには結局何年かかるのか」という疑問にお答えしていきます!
それではまずは結論から……医学部で6年、研修医として臨床研修を行うのに2年……医者になるにはなんと最低でも医学部入学から「8年」かかるんです!
どの病院でも、誰でも例外なく、2年間は研修医として実際の医療現場で働きながら、医者になるために準備を行っていくことになります。
人の命を預かる仕事であり、専門性の高さが求められるため、長い時間がかかるのも当たり前ですね。
そして前の項目でご紹介した「専門医」になるにはどうしたらいいかも簡単にご紹介します。
専門医とは決められた年数の実地研修を行った上で各学会の専門医試験に合格し、資格を得た人のことです。
資格取得は必須ではありませんが、”科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の診断・治療を提供できる医師”である証明になることから資格取得を目指す臨床医も多く、一般の人にもわかりやすい専門性の指標の一つになっています。
専門医になるためには、2年間の臨床研修後、まず自分が目指す診療科(基本領域)を決め、専門研修プログラムに所属して指導医のもとで決められた年限(3~5年間)の専門研修を専攻して試験に合格する必要があります。
そのため専門医として活躍を目指す場合は8年よりも長くかかると思った方がいいでしょう。
医者になるには何年かかる?
医者になるには最低8年かかる……!!
医学部の学費について知ろう
皆さんが一番気になるのは医学部の学費についてではないでしょうか?
医者になるには医学部入学が必須であり、その学費も大きな障壁といえるでしょう。
医学部の学費について詳しくご紹介します。
医者になるには高い学費が必要?
医学部の学費は高いイメージがありますよね。
理由の1つとしては通常は大学は4年で卒業できるところを、6年という長い時間がかかる分、学費が高額になってしまうことが挙げられます。
また実習費や施設費などもかかるため、私大の医学部では2000万〜4000万程度かかると言われています。
実際、私立大学医学部で最も低額とうたう国際医療福祉大学でも、6年間で1,850万円かかり、私大の医学部は一般に比べてかなり高額です。
その分進路サポートや施設、関連する大学病院などが充実しているとも言えるため、何を重要視するか、自分の経済状況などと相談して決めることをお勧めします。
私大の医学部は学費が高すぎて、医者という夢を諦めようとしているあなた!最後まで読んでいってください!まだ諦めなくても大丈夫です!
国公立大学ではどの学部も学費が一律……それは医学部であっても例外ではありません!
国立大学の学費は国によって標準額が定められていて、入学金が282,000円 ・年間授業料535,800円です。
公立大学の学費は、授業料は大体国立大学にならった金額ですが、入学金はその地域の居住者であるかどうかで異なる場合があります。公立大学医学部の入学金は、他地域からの入学の場合、他の学部の場合よりさらに入学金が高い傾向にあり、282,000円~846,000円です。ただし、私立大学と比較して安いことには変わりありません。
つまり国公立大学の場合、6年間の学費は約350万円(一部大学のみ415万程度)!!!!
私大の学費とは大きく違いますよね。
私大の学費を支払うのが厳しいと感じる方は、国公立大学の受験も視野に入れてみてください。
選ぶ大学によって入学の難易度も変わってくるため、自分の状況に合わせて目指す大学を選ぶことが大切です。
もちろん、それでも金銭的負担が大きいことはかわりありません。受験の前には奨学金などの制度を調べてみることをお勧めします!
医学部の学費は……
私立大学:約2000〜4000万円程度
国公立大学:約350〜415万円程度
最後に
いかがだったでしょうか?
医者になるには多くの壁を越える必要があるかもしれませんが、やりがいのある職業には間違いありません!
医者に興味がある!という方は、ぜひこの記事を参考に進学の方法や将来について考えてみてください♪
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