【学園祭レポ】イラストバトル クラーク記念国際高等学校 秋葉原芸術祭 その②

【学園祭レポ】イラストバトル クラーク記念国際高等学校 秋葉原芸術祭 その②
  

描いてる人も、見てる人も楽しい!イラストバトル

引き続きクラーク記念国際高等学校さんの秋葉原芸術祭レポをお届けします♪

イラスト展示スペースの一角開催されていたイラストバトル、もちろん観戦してきましたよ!

 

「イラストバトル」ってなんだか聞きなれないですが、ルールは簡単!( ˘ω˘ )

・制限時間は15分

・ランダムに決まるお題に沿ってイラストを仕上げていく

※「 〇〇 × 〇〇 」のように2つの要素が入ります

・お客さんの中からランダムに選ばれた審査員3名が勝敗を決める

 

とはいえ、たくさんの人に見られながら、限られた時間内でイラストを完成させるって、なんだか難しそうですよね…!

見守る側なのにちょっと緊張してきました…_:(´ω`」 ∠):_

 

さてさて、どんなバトルが繰り広げられるのでしょうか…!

試合が始まるまで待機します☺

 

観戦最初の試合!気になるテーマは…?

開始時間と同時に明かりが暗くなり、試合がスタートです!˖°٩( ‘ω’ )و

対戦する選手を紹介すると、いよいよテーマが発表されます…!

今回のテーマは…

 

元気な × パンダ(擬人化)

 

おおおぉ…

結構難しいテーマじゃないですか!( ˘ω˘ ; )

と思いきや選手のお二人は迷いなくさらさら描き始めました。

 

どちらも全く違うタッチのイラストで、どうなるか予想が付きません。

 

はじめのうちは、左側の子のイラストを見ていた筆者ですが、右側の子の斬新でユニークなパンダにだんだん目が奪われていきます。

どんどん増えるパンダ…( ^ω^ )

トリッキーなパンダ…( ^ω^ )

そして会場から聞こえる笑い声…!( ^ω^ )

 

この試合…単純に「イラストの上手さ」や「技術の高さ」だけが決め手じゃない…!!!

描いている過程で「見ている人を楽しませる」所も大きな審査ポイントになることに気付きました。

 

もちろん、左側の子も背景のデザインを色々試してみたり、色合いを変えてみたり…

 

これはどうなるか分かりません…!!

 

果たして結果は!?

 

試合終了~~!

どちらも素敵なイラストに仕上がりました!╭( ・ㅂ・)و ̑̑

 

ここからランダムに審査員が3名選ばれ、良かったと思う方の札を上げるのですが、なんと我々スタッフも選ばれてしまいました!

これは責任重大だ…!!

 

悩んだ末に出した結果…勝ち上がったのは…( ° ω ° ; )

右側のパンダを描いた男の子でした!

おめでとうございます♪

 

またまた難しそうテーマ…!な2戦目

 

しばし時間をおいて、次の試合が開始されました!

(間にその①でレポートしている展示を見て回っていました)

 

この勝負で勝利を掴んだ人と、先ほどのパンダの男の子が決勝なのだそうです。

さてさて、今回はどんなバトルになるのでしょうか…

そして勝負の行方を決めるカギとなるテーマは…

 

悲しそうな × 男の子

 

あぁっ…これもまた難しそうなテーマです!

男の子が「なぜ泣いてるのか」をこの一瞬で考えて、わずか15分で完成させなければいけません。

私ならどうしようかな?

悲しい・哀しい…色んな「かなしい」を想像しているうちに、両選手はスラスラと描き始めます。

 

 

左の子の絵のスタイルがほぼ確立されていて、個性がバチバチに光っていました。

高校生とは思えないほどの完成度です…!

 

しかし技術の高さだけが決め手とならないのがこのイラストバトル!

右の子も、色が付いて、完成に近づくにつれて情景が浮かび上がってきます。

 

はてさて、二人はどんな「かなしい」を完成させるのでしょうか…!

 

果たして結果は!?

 

試合終了~~~!

完成したイラストはこちら▼

 

 

どちらもストーリーが浮かぶようなイラストになっています!

 

左:雨の中水たまりで転んで泥だらけになってしまった男の子

右:大切な人を亡くして雨も気にせず立ちすくむ男の子

(これは筆者の想像です)

 

同じテーマでもこんなに違う作品になるんですね。

個人的には、右側の作品の、男の子の表情がすごくいいなと思いました(∩ˊᵕˋ∩)

絶望感というか、深い悲しみを感じる顔で、大事な存在だったんだなというのが読み取れます。

 

さて、気になる勝敗は…

左側の女の子が勝ち進みました!

 

 

5分の休憩をはさんで、いよいよ次が決勝です!

 

 

個性がぶつかる決勝戦!

 

ついに始まった決勝戦。

絵のタッチも、描き方も全然ちがう、個性と個性のぶつかり合いです。

ドキドキ…(,,•﹏•,,)

 

そして気になるテーマは…

 

現代的な × 女神

 

これまた難しそうで、決勝にピッタリなテーマが来ました!

さっそく両選手が描き始めます。

 

 

スマホ

タピオカ

 

現代的な女神と聞くと想像しちゃうのは、やっぱりこれですよね!笑

試合を見ながら私も同じことを考えていました。

 

タッチは全然違うのに、同じスマホを持った女神…!

はたしてどんなイラストになるのでしょうか…!

 

 

完成!そして結果発表…!

 

 

タイムアップと同時に二人とも作品が完成しました!!

 

ふわゆるスタイルで作品をまとめ上げた左の子か

はたまたパンダ増殖と同様、女神増殖で観客を沸かせた右の子か

 

ここで審査のカードがまたもや我々スタッフの手に…ː̗̀(☉.☉)ː̖́

ウワーーーこれは選べない…

 

悩みに悩んで札を上げた結果、勝利したのは…

こちらの作品を描いた方でした~!!

 

 

おめでとうございます!!(*>ω<*)ゞ

なんとこの方、「すけぶ交流会」にも参加してくれている子なんです!

(いつもありがとうね~~☺)

 

今回優勝の賞品として、世界堂の商品券が贈られるそうです。

さらなる上達を目指して頑張ってほしいですね、応援しています♪

 

その①の展示レポートでも彼女のイラストが紹介されているので、ぜひ探してみてくださいね♪

 

 

まとめ

 

今回はじめて「イラストバトル」を観戦したのですが、「限られた時間内で、ランダム決められたお題に沿ってイラストを完成させる」だけでも大変なのに、「イラストを描く過程でいかに観客を楽しませるか」という審査ポイントが追加されている、ハイレベルな内容に感動しました…!

 

色の塗り方ひとつでガラッと印象が変わったり、表情の付け方で作品の背景を想像できたり、ギャグマンガを読んでいるかのようなどんどん増えていくキャラクターの描き込みなど、絵の上手さだけが勝負ではない所がとても面白いバトルでした!

 

試合中やバトルが終わった後も、みんな和気あいあいとしていて、普段から仲が良いんだなと感じる雰囲気も良かったです(*´︶`*)

色んな個性を認めて伸ばしあう、良いクラスなんだな~と思いました。

 

改めて、これでこの子たちがまだ高校生だということに気付いて震えています…!

将来が楽しみですね!このまま突き進んでほしいです☺

 

その③ではAI・ロボット専攻、ゲーム・プログラミング専攻の展示についてレポートしていますᐠ( ᐛ )ᐟ

こちらも必見です♪

芸術祭その③ AI・ロボット専攻、ゲーム・プログラミング専攻