水耕栽培の技術を習得。
より栄養価の高い美味しい野菜作りを学ぶ。
- 卒業後の主な進路
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- 研究・技術者(バイオ)
- 商品バイヤー
- 募集定員
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40名
- 修業年限
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昼間部・2年制
- 初年度納入金
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1,380,000円(入学金200,000円含む)
※他、実習費として毎期60,000円が必要となります。
未来の食を支える手段として、大きな期待を集めている水耕栽培。その技術を2年間の多彩な実習を通して身に付けます。また、ただ単に植物を育てるだけではなく講義では農業・工業・商業など多岐に渡り学習します。実習で培った実践力にスマート農業の知識や経営知識を加え、次世代農業の担い手となる人材を目指します。
▾実習編▾
カリキュラムの約半分が実習
最新のシステムで基礎から徐々に難易度を上げ、さらに栄養価が高く美味しい野菜づくりへ
AICOHでは、農業を『モノづくり』のひとつとして捉えています。したがって『技術』を磨くことが最も大切となります。
そのために、2年間のカリキュラムの約半分は、植物工場で実際に行われている水耕栽培方法の実習に充てられます。
1年次の基礎的水耕栽培から徐々に難易度を上げ、栄養価を高め美味しい野菜つくりを目指し多彩な実習で現場での実践力を磨いていきます。
▾講義編▾
農業の専門知識と実習で培った実践力に、スマート農業に必要な知識と経営知識を加えることで、より強い人材になる。
水耕栽培に必要な専門知識は、講義でしっかりと学び実習に活かすことが最も大事です。
また、学ぶ分野も多岐にわたり、農業・工業・商業に関する知識を習得することが、夢を実現する原動力となります。
▾目指せる資格▾
・農業技術検定
・建築CAD検定
・第二種電気工事士
・日商簿記検定
・農業簿記検定
専攻・コース一覧
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❒様々な水耕栽培野菜に適した栽培環境を整えるプロを目指して
良質な農産物をいかに効率的に生産するか、光や気温、肥料などの観点から学びます。次に、栽培を通して各自が収集したデータを活用しながら、発展的な栽培技術の習得を図ります。これらの技術を習得するためには、産業的な生産力を備えた実習環境が欠かせません。栽培実践コースでは、校内に新設された植物工場で高品質レタスや高糖度トマトなどの栽培技術を現場レベルで身に付けることができます。
❒目指す職種
⋆商品管理・生産管理
⋆品質管理・衛生管理
⋆農業従業者
⋆農業技術者・研究者
⋆地方公務員(農業職)
❒特色ある授業科目
➊植物栄養・肥料論
植物に含まれる各種栄養素の他、肥料が植物の生育と各種栄養素へ与える影響について学ぶ科目
➋実践栽培実習
何を・どれだけ・どれぐらいの期間で栽培するか等、栽培計画を自ら立て、その計画に沿って栽培していくことで実践的な経験を積む実習科目
➌植物栽培と園芸
ハーブや花・果樹等、野菜以外の農作物の栽培について水耕栽培での事例も含めて学ぶ科目 -
❒IT技術で農業現場の課題を解決する、実践的なエンジニアを目指して
栽培に必要な装置の設計・製作や、各種データ収集に必要なシステムの開発を行います。また、収集したデータを用いて農業の自動化や可視化(アプリケーション開発等)を行う手法を学びます。従来、農業の現場では経験と勘を重視した栽培管理が行われてきました。農業×ITコースではこれをデータとして収集、分析評価して解き明かし、栽培技術を「見える化」することで、高品質な作物を安定して生産するツールの開発を目指します。
❒目指す職種
⋆アプリケーションエンジニア
⋆農業技術者・研究者
⋆システムエンジニア
⋆CADオペレーター
⋆地方公務員(農業職)
❒特色ある授業科目
➊CAD基礎応用
水耕栽培で使用される栽培装置を、CADを使って設計し実際に製作する科目
➋農地システム設計論
スマート農業の事例を参考に、植物工場や農地に必要なアプリケーションの設計手順を学ぶ科目
➌農地システム開発
CADやプログラミングを活用したアプリケーションの開発と運用を学ぶ科目 -
❒マーケティングと会計の知識で、将来は農園の独立経営を目指して
農業経営の安定と向上のためには、野菜の販売・営業、販売戦略の企画立案や企業活動を記録するための会計学が必要となります。本校で栽培した野菜の販売会では安売りするのではなく、良質で健康によい水耕野菜を適切な価格で販売することを学びます。農業ビジネスコースでは、実習を通して「いつ・どこで・誰に・何を・どのように売るか」を考え、市場調査や商品選択、野菜販売会の運営と活動の記録を行うことで、社会で通用するマーケティング力を身に付けることを目指します。
❒目指す職種
⋆企画・調査
⋆商品企画・開発
⋆営業
⋆販売・接客・サービス
⋆農業法人経営者
⋆ショップオーナー
⋆経理・一般事務
❒特色ある授業科目
➊アグリマーケティング
立案した経営戦略をもとに、収穫物の販売を繰り返すことで、農作物販売や接客の経験を積む科目
➋マーケットプランニング
過去の販売結果をまとめ、データ化し、販売戦略の企画立案につなげるための資料作成手法を学ぶ科目
➌農業計算論
農業経営に必要な会計である製品原価の計算や農業簿記を学習する科目